みなさまこんにちは!
今日は米国株の相場全体を見るときに使用するチャートについてのじっちゃまのツィートをまとめました。
スポンサードサーチ
じっちゃま(広瀬隆雄さん)Twitter
あのさあ(笑)KAZMAXの引用しているチャート…ダウ30やろ? こんなもん、トレードに使うバカおらへんで🤣 プロはS&P500を見てるの!
— じっちゃま (@hirosetakao) November 3, 2020
ぜんぜん違うよ、S&P500指数、ナスダック総合指数、ダウ30のチャートは。年初来パフォーマンスは:
S&P500指数+2.5%
ナスダック総合指数+22.1%
ダウ30 -5.7%戦い挑むなら、もっと厳密なモノの言い方しろや🤪
— じっちゃま (@hirosetakao) November 3, 2020
たしかにKAZMAXが指摘する通り、ダウ30のチャートはよくない。でも……他の株価指数はぜんぜんカタチがちゃうで!😅
— じっちゃま (@hirosetakao) November 3, 2020
S&P500には極めて流動性の高い先物があります。だから機関投資家は先物でヘッジします。ダウ30は…ぽんこつ。
— じっちゃま (@hirosetakao) November 3, 2020
じっちゃまのツィートではトレードする際は、ダウ30ではなくS&P500のチャートを使うと言っています。なぜなら株価指数はそれぞれ全然かたちが違うからです。でもどのように?
まずはNYダウとS&P500指数の違いからみていきましょう。
難しいことは一切書かないというか、書けません…のでよろしくお願いします。
ダウ30とは?
世界で最も有名な株価指数です。30銘柄で構成され、アメリカを代表するクオリティの高い企業の動きを表す指数とみなされています。そのため、米国市場全体の動きをあらわす指標であるとは必ずしも言えません。
構成銘柄の株価の合計を「除数」で割って算出する株価平均型の指数です。
SBI証券
チャート

スポンサードサーチ
S&P500指数とは?
米国で最も代表的な株価指数です。500銘柄で構成され、アメリカ市場全体の動きを表す指数とみなされています。
SBI証券
構成銘柄の時価総額の合計を基準に算出する時価総額加重平均型の指数です。時価総額の小さい銘柄の株価変動の影響は株価指数全体には反映されにくくなります。
チャート

(以下、記事作成者の採用銘柄数についてのてきとーな説明が続きます)
ダウ30とS&P500指数は株価平均型と時価総額平均型という使用している数字と計算方法の違いがあるのがわかりますね。また、採用銘柄数が「30」と「500」という違いがあります。
採用銘柄数「30」と「500」の違いはけっこう大きいです。
それは平均値を出す時には、サンプル数が多ければ多いほどその平均値の信頼度が増すからです。
たとえば、日本人の20歳女性の平均身長を例に考えてみましょう。
適当に20歳の女性二人を選んで、一人は176cmでもう一人は172cmだったとします。
(176cm+172cm)÷ 2 = 174cm なので「日本人の20歳の女性の平均身長は174cmだ!!」と言ったらめためたに怒られるかと思います。は?なめてんの?とか言われます。
なので、そこにもう一人158cmの女性の身長を入れてみます。
(176cm+172cm+158cm)÷ 3 = 168.67cm なので「日本人の20歳の女性の平均身長は168.67cm!!」だと言っても、まだ信用されずにキレられます。しかし二人の平均よりは三人のほうがましです!!
このように、140cmの人、156cmの人……と一人、二人と人数を増やせば増やすほど平均値の信頼度は増していきます。100人より200人。200人より300人。500人より1万人の20歳女性の身長データを集めた方が、平均値の信頼度は高くなります。
それをダウやS&P500に当てはめてみると、使用している数字や計算方法の違いがあれども、相場全体を見るときには30より500のほうが良いということがわかりますね。
また、サンプル数が少ないと超身長が高い人や超身長が低い人が入っている場合、その人に平均値が引っ張られます。株価や時価総額でもサンプル数が少なければ、大きい数字や小さい数字に引っ張られやすくなります。
なので、チャートや数字を手がかりに相場全体を見るときは、ダウ30ではなくS&P500!!米国株でもうけたいので頑張ります!!
コメント