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じっちゃまのいう「どうもがいても機関投資家もジョージ・ソロスもキャシー・ウッドも取れないもの」とは? 効率的市場仮説について

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効率的市場仮説
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今回は2021年10月16日のじっちゃまYouTubeから「どうもがいても機関投資家もジョージ・ソロスもキャシー・ウッドも取れないもの」と 「効率的市場仮説」についてまとめておきました。

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じっちゃま(広瀬隆雄さん)YouTube文字起こし&まとめ

決算のサプライズは機関投資家も、ジョージ・ソロスも、キャシー・ウッドも、誰も取ることができない。効率的市場仮説について【米国株じっちゃま切り抜き動画】

※ 「どうもがいても機関投資家もジョージ・ソロスもキャシー・ウッドも取れないもの」と 「効率的市場仮説」 についてのお話はこちら2021年10月16日のじっちゃまYouTube切り抜き動画開始後すぐにはじまります。以下、かんたんにまとめ&文字起こししてありますがぜひ全編とおしてご覧ください。




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好決算の3つの条件とは?

【質問】第3四半期コンセンサスEPSが第2四半期よりも落ちている会社が目立ちます。第3四半期のEPSがコンセンサスをビートとしていても前期EPSよりも低い場合は決算成功と考えていいのでしょうか?





【じっちゃまの回答】それは関係ないです。決算の良し悪しを判断するポイントは①EPSが事前コンセンサス予想を上回ること、②売上高が事前コンセンサス予想を上回ること、③今後のガイダンス(会社の財務部長が示す今後のEPSもしくは売上高予想)が事前のコンセンサス予想を上回ることです。





これらの3つの条件すべてをクリアした銘柄だけが良い決算を出したと判断します。それ以外の前期の数字がどうで、今期の数字がどうとかそんなことは全部株価に織り込まれているので関係ないです。




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投資家が知り得る情報は即座に株価に織込まれる

決算で問題にしていることは「瓢箪から駒」という想定外のサプライズが出るか出ないかということだけです。





株価には先見性があります。そして効率的市場仮説に基づけば、投資家が知り得るすべてのファクターというのは、常に現在の株価に効率的に織り込まれているんだという前提に立つ必要があります。





そうなのであれば我々が問題にすべきことは、人間として知り得ることのできない、神様じゃなければ知ることができないようなサプライズだけを見ていればいいわけです。





良い・悪い決算というのはそこのサプライズを見てます。つまり、まだ株価に織り込まれていないことを見ているのです。





株価に織り込まれてないから好決算の後で株価が跳ねたり、悪い決算の後で株価が暴落したりします。その株価が跳ねる部分、株価が暴落する部分その部分は誰にも取れません。





機関投資家・プロも、ジョージ・ソロスも、キャッシー・ウッドも取れません。しかし、彼らがやっていることは決算サプライズ後の上昇モメンタムや下落モメンタムを取りにいいくことです。




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効率的市場仮説とは?①

じっちゃまのYouTubeで言及されていた「効率的市場仮説」について何?と思った方もいるかもしれないので、ここからは効率的市場仮説についてかんたんに説明していきます。まず3つのポイント。





「効率的市場仮説(Efficient Market Hypothesis)とは
✔ 効率的市場とは、証券価格(株価)が入手可能な情報を完全に反映している資本市場を指す
✔ 効率的な市場では、証券価格(株価)は新しい情報にすぐに調整される
✔ 効率性には弱中強の3つがある





効率的市場仮説のもとでは「株価は常に情報を織り込んでいくので誰も期待以上のリターンを得られない」と言ってます。





そして弱中強の効率性ですが、正しくはウィーク(Weak)型、セミストロング(Semi-strong)型、ストロング(Strong)型の3つがあります。キーワードは「情報」です。




ウィーク型効率的市場とは、過去の価格情報がすべて現在の株価に反映されているので、将来の価格予想に役立たない市場のことです。




セミストロング型効率的市場とは、すべての公開情報が即座に完全に株価に反映している市場のことです。




ストロング型の効率的市場とは、公開情報+内部情報も含めた利用可能なすべての情報が即座に完全に株価に反映されている市場のことです。





これらの情報の関係を図式化すると以下のような感じになります。




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“Principle of Corporate Finance 12th edition” (Brealey, Myers, Allen, 2018) を参考に筆者作成






そして、現実世界にはセミストロング型効率的市場があてはまるのではないかと言われています。公開情報、つまり企業のニュースリリースやガイダンス、コンセンサス予想が株価に反映されている状況です 。





そして下の図がニュースリリースが株価にどのように影響するかを示しています。​これは “Merger Announcements and Insider Trading Activity” (Keown and Pinkerton, 1981) のなかで被買収企業約170,000社をサンプルとして、買収のニュースリリース日(0)前後の累積異常リターンをだしたものを”Principle of Corporate Finance”の著者であるBrealey、Myers、 Allenらがグラフにしたものです(P334)。




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“Principle of Corporate Finance 12th edition” (Brealey, Myers, Allen, 2018)から転載






投資家は買収の可能性を徐々に認識しているので​、発表日(0)の前からリターンは徐々に上がっていきます。そして発表日、つまり内部情報が公開された日に異常に反応していることがわかります。




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効率的市場仮説とは?②

これらをコンセンサス予想と決算発表にあてはめてみます。投資家は公開情報(コンセンサス予想等)を元に企業の株を買っていくので、株価はコンセンサス予想等を織込んでいきいます。





そこである企業が決算発表(内部情報をリリース)をしたところ、EPS、売上高、ガイダンスがアナリストのコンセンサス予想を上回ったとします。その情報を得て株価はポジティブサプライズで上に反応します。





画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 2020-11-13-2-1-1024x733.jpg
“Principle of Corporate Finance 12th edition” (Brealey, Myers, Allen, 2018) を参考に筆者作成






反対に決算発表がコンセンサス予想を下回れば株価もネガティブに反応します。決算発表とコンセンサス予想が同じなら株価は反応しません。情報に対してオーバーリアクションやスローリアクションはありますが、時間とともに公開情報に基づいた株価に収束していきます。





上の図ので考えると決算発表でコンセンサス予想を上回り、ポジティブサプライズを出し続ける企業の株価が上がり続ける理由はリーズナブルに説明できるのではないかと思います。





仮説の前提が「全ての投資家は利潤最大化のために合理的に行動する」とか、取引コストを無視しているので、完全に現実世界に当てはめるのは無理があるとは思いますが、おおお!!!と腑に落ちます。




ウサギ
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以上です!!

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