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今回はじっちゃまのYouTube Liveから一株あたり業績の計算方法についてまとめておきました。実際に一緒にやってみましょう。
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じっちゃま(広瀬隆雄さん)YouTube
※一株あたり業績の計算のやり方については、こちら2021年3月28日のじっちゃまYouTube開始後1時間14分10秒後と2時間19分45秒後にはじまります。以下、かんたんにまとめておきますが、2倍速なら全編1時間20分あれば観られますので、最初から最後までご覧ください。
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一株あたり業績の計算方法
一株あたり業績の計算に必要なものをいうと、売上高(Revenue)、営業キャッシュフロー(Cashflow from operation)、 純利益(Net Income)、配当(Dividend payout to common share holders) です。
これらの数字をExcelに落とし込んで、発行済み株式数(Free diluted shares outstanding)で割ってください。そうすると、一株あたり業績を計算することができます。
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一株あたり業績表はいつ作成する?
僕(じっちゃま)は1年に1回、2月~3月くらいに10-Kを見ながらExcelでチャートを作成しています。そして全体的なプロポーションとしてDPS(一株あたり配当)と一株あたり利益(EPS)がテレコになってないか確認しています。
もしくはEPSとCFPS(一株あたりキャッシュフロー)がくっきりと階段状になっているかをチェックします。
一株あたり業績のチャートを四半期ごとに作成しようとすると、結構数字がブレるので四半期ごとではやりません。年1回のほうが大局観を掴みやすいという理由から、1年に1回、年次報告書から作成しています。それ以外は四半期ごとの決算をゴリゴリガチガチ精査しています。
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一株あたり業績を実際に計算してみましょう
今回はアップル(AAPL)の年次報告書から一株あたり業績を作成してみましょう。まずはアップルのIRページに行き、年次報告書(10-K)を見つけます。目次のページから”Selected Financial Data”をクリックします(写真参照)。

そうすると、年度ごとの売上高や純利益、配当、発行済み株式数が記載されているのがわかります。

年次報告書のさらに下へと進んでいくと、年度ごとの営業キャッシュフローが見つかります。

年度ごとの売上高、純利益、キャッシュフローを発行済み株式数で割ると、このようなグラフが完成するかと思います。

じっちゃまの本『世界一わかりやすい米国投資の技法』によると、①営業キャッシュフローが毎年きれいに増えていること、②また純利益(EPS)と営業キャッシュフロー(CFPS)を比較した時に、必ず営業キャッシュフローのほうが大きいことを確認することが重要だそうです。
せっかくグラフを作成したので、営業キャッシュフローマージン(営業キャッシュフロー÷売上高)も計算してみました。

じっちゃまによると営業キャッシュフローマージンが15%~35%程度ある会社は安定していて、投資が上手くいく場合が多いとのことです。
詳しくは『世界一わかりやすい米国式投資の技法』P25~P33、もしくはじっちゃまnoteの「投資で成功する道③営業キャッシュフローが潤沢な会社を買えば、まず大失敗しない」をお読みください。Yahoo Financeを使用して簡単に作る方法が書いてあります!!じっちゃまnoteは定期購読がおすすめです!!

以上です!!