みなさまこんにちは!
バイオンテック(BNTX)持ってますか?
私はまだ持っていますよ!!
もうすぐ11月の第三週です。
「9月中旬まで遊べる」、「10月7日まで遊べる」といってた頃が懐かしいですね。
さて今日は第三週にむけて、バイオンテックに関するじっちゃまのTwitterのまとめです。
これはランダム化比較試験(RCT)のお話ですかね。
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じっちゃま(広瀬隆雄さん)Twitter

新型コロナワクチンのデータをファイザーが今から2週間後に米国食品医薬品局(FDA)に提出、それと同時に緊急利用承認(EUA)を申請します。
— じっちゃま (@hirosetakao) November 8, 2020

ファイザーとバイオンテック(BNTX)が開発したこのワクチンがFDAから承認される可能性は「せいぜい50%」と僕は考えています。つまり却下されるかも。
却下された場合、BNTX株は一瞬で40ドルまで下がります。
— じっちゃま (@hirosetakao) November 8, 2020

「ファイザーのワクチンがダメだった!」というニュースがもたらされると、他のワクチン株も暴落すると思います。
「ワクチンが全滅」と言うシナリオも覚悟する必要があります。
— じっちゃま (@hirosetakao) November 8, 2020

いまアメリカでは1日12万人が新しくコロナ陽性と判定されています。1日当り死者数は1000人です。中西部ではベッドが足らなくなっています。レストランの予約は、つるべ落としに下落中です。
— じっちゃま (@hirosetakao) November 8, 2020

議会は、上院議員選挙がジョージア州で決選投票に持ち越された関係で1月まで決議できません。追加景気刺激策は、もう出ないのです。サービス業がシャットダウンした場合、ウエイトレスや売り子さんが再び失業します。
— じっちゃま (@hirosetakao) November 8, 2020

前回は「国民ひとりひとりに13万円配る」とか「失業者には通常の失業保険に加えて毎週6万円、一月24万円の上乗せ金を出す」などの措置が取られましたが、それらは全部終了しています。議会が決議できないのだから、同様の救済措置は望み薄。
— じっちゃま (@hirosetakao) November 8, 2020

つまりワクチンが失敗したらアメリカは絶望の淵に沈むリスクがあるのです。
— じっちゃま (@hirosetakao) November 8, 2020

逆にワクチンが承認されたら……米国民は歓喜し、あたかももう新型コロナの脅威が去ったかのようなお祭りが始まるかも。
その場合、人々はワクチンを待たず街に繰り出すでしょう。
10年債利回りは急騰し、在宅関連銘柄やeコマース銘柄は叩き売られるはず。
— じっちゃま (@hirosetakao) November 8, 2020

ファイザー(PFE)とバイオンテック(BNTX)が開発した新型コロナワクチンに関してちょっと補足すると、まず「紙の上では」このワクチンは素晴らしいです。たいした副作用ないですし、投与された人はちゃんと抗体出来てますしT細胞の活動も確認されています。
— じっちゃま (@hirosetakao) November 8, 2020

また「わざと新型コロナをなすりつける」いわゆるチャレンジ・スタディーをチンパンジーに行ったところ、新型コロナを跳ね返す力は強かったです。
しかし……
— じっちゃま (@hirosetakao) November 8, 2020

今回の臨床試験は「イベント・ドリブン方式」と呼ばれる判定をします。それは注射受けた人にわざと新型コロナをなすりつけるのではなく、普通に家に帰ってもらって日常生活を行い、その過程で新型コロナにうっかり晒されてしまった場合、ちゃんと防御できたかどうか?を「統計的に」立証するわけです。
— じっちゃま (@hirosetakao) November 8, 2020

多くのデータ・サンプルを観察することで(うん、注射を受けた人は注射を受けてないグループより少なくとも50%、コロナのリスクを低減できているぞ!)というのが承認の足きり基準となります。
これはとても高いハードルです。
— じっちゃま (@hirosetakao) November 8, 2020

かんたんな言葉に直せば「ワクチンが効きそうなことは、もうわかっている。猿へのなすりつけ検証でも効果はてきめんだった……だけど臨床試験の条件設定自体が無理ゲーで思うようなデータが取れなかった」というリスクがあるということ。だから良いワクチンでも涙を呑むかも。
— じっちゃま (@hirosetakao) November 8, 2020
超超超簡単に、食べると成績が上がる「単位パン」でランダム化比較試験(RCT)を考えてみましょう(以前、計量経済学をかじりました………)。
ある教室で学生たちに試験を受けさせます。その後、ランダムに介入グループと非介入グループにわけて、介入グループには「単位パン」を食べさせます。非介入グループには「単位パン」の刻印があるだけのただのパンを食べさせます。
その後、介入グループと非介入グループをグループを比較します。単位パンを食べたグループが、単位パンを食べなかったグループに比べて少なくとも50%の成績が上がっていれば、単位パンは効果があるということで承認されます(誰に?そして本当のRCTはもっと複雑です)
超超超簡略化するとこんな感じですかね(データ分析関係者に怒られそうなので、以下、自粛)。間違ってたらすみません!
それではまたお目にかかります。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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