
わたしもヘリコプターで通勤したいわあ
みなさんこんにちは。今回はじっちゃま(広瀬隆雄さん)がTwitterで言及されていたヘリコプター通勤会社のブレードについて調べてみました。
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じっちゃま注目のブレード(Blade) のYouTube動画をチェック
まずはじっちゃまがTwitterで教えてくれたYouTube動画をチェックしてみましょう。
ブレード(Blade)が現在提供しているサービスの動画(30秒)
ブレード(Blade)が計画しているサービスの動画(4分52秒)
ブレード(Blade)の広告(30秒)
じっちゃま注目のブレード(Blade)はどんな企業?
(以下はブレードのウェブページに掲載されているプレスリリース(12月15日)を適宜要約して日本語に翻訳しました)
テクノロジーを駆使したエアモビリティ企業であるBlade Urban Air Mobility, Inc.(ブレード)は急成長する都市部のエアモビリティ市場における成長軌道を強化において、従来型航空機からeVTOLへの移行を加速するために株式公開されることを発表しました。

また、今回の調達資金は米国北東回廊や西海岸をはじめとする新たな市場への展開や、アジアにおける国際展開のために活用される予定です。
NASDAQ上場の特別目的会社であるエクスペリエンス・インベストメント(EXPC)がブレードと合併(いわゆる裏口上場)。買収手続き完了後も、合併後の新会社はNASDAQに上場される見込みです。
現在、米国の都心部へのヘリコプターの発着回数は世界中のどの企業よりも多くなっています。Morgan Stanley Equity Researchによると「都市部のエアモビリティは、2025年までに1250億ドルの市場となり、今後10年間で6500億ドルに成長する」と予想されています。
ブレードは主に米国北東部とインド内の混雑したルートのために、地上輸送に代わるコスト効率と時間効率に優れた代替手段を消費者に提供します。
また、主要市場において専用の旅客ターミナルインフラを整備しており、ヘリポートの増設が地理的に制約されている地域において競争優位性を提供しています。
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ブレード(Blade)の具体的なサービス内容は?
ブレード空港
ニューヨーク地域のすべての空港と、マンハッタンのヘリポートにある専用ラウンジ間のフライトです。料金は1席あたり195ドル~(または年間空港パスの購入で1席あたり95ドル~)。
お洒落なラウンジ
ラウンジの写真はめためたにリア充な感じですね。

予約アプリケーション
じっちゃまがヘリコプターのウーバと思ってくださいとツィートしたましたが、こんな感じのアプリを提供しているようです。

じっちゃまの注目ポイント
じっちゃまがTwitterで注目されてたポイントは、ブレードは①Bladeブランド、②予約アプリ、③ヘリポートのラウンジの3つしか所有していないことです。
つまり、自社でヘリコプターを所有してないのでメンテナンスの必要性もなく、パイロットも雇用していません。パイロットが自身で会社を持ち、ヘリコプターを購入して顧客を運ぶ個人商店のようなサービスはいくつも存在しているそうです。
しかし、ペリコプター・タクシーのビジネスで最も難しいのは集客とじっちゃまはツィートしていました。これまでのパイロットは自分で集客するノウハウがありませんでした。そのために大企業のお抱えパイロットのようなカタチでB to Bの商機だけにフォーカスしてきました。
ブレードは複数のエアタクシー会社に対し「ブレードのブランドで営業しませんか?その代り、ウチが集客します」というアプローチをしています。
個人経営のエアタクシーはいわばウーバーの運転手でアプリとブランドを提供しているのがブレードというわけです。また、ブレードはすぐに黒字化すると思うとも仰ってました。(2020/12/16 じっちゃまツィートまとめ)

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乗客数・売上高推移
乗客数推移
以下は、Bladeのウェブページにあるパワポ資料をもとに作成しました。乗客数は順調に増加傾向ですね。

売上高推移

新型コロナによる閉鎖前の売上高と乗客の推移はそれぞれ+61%と+27%でした(対前年比、年度累計2020年3月14日)。
ブレード(Blade)の錚々たる投資家たち
バニー・ディーラー氏

バリー・ディラーはUCLAを3週間でドロップアウト、親のコネでハリウッドの有名なタレント・エージェンシー、ウイリアム・モリスの郵便室に職を得ました。
そこから三大TVネットワークのひとつABC、パラマウント映画、FOX、QVC、エクスペディア、IAC、マッチ・ドットコムなどの経営者になりました。(2020/12/16じっちゃまツィートより)
デビット・ケフィン氏

デビッド・ゲフィンもウイリアム・モリスの郵便室から出発しバンド、クロスビー・スティルス&ナッシュやジャクソン・ブラウンのマネージャーとなり、自分のレーベル、アサイラム・レコードを創設しました。
アサイラムはイーグルス、ジョニ・ミッチェル、ボブ・ディランなどと契約、その後エレクトラ・レコードと合併、最後はワーナーに売却されました。
その後、ゲフィン・レコードを立ち上げ、ドリームワークスSKGをスピルバーグ、カッツエンバーグと創業します。(2020/12/16 じっちゃまツィートより)
ボブ・ピットマン氏

ボブ・ピットマンはピッツバーグのラジオ局のDJからスタートしてMTVを大きくします。その後、不動産仲介のセンチュリー21、アメリカオンライン、クリアチャンネル、アイハートメディアなどを経営します。
SGウォーバーグ時代の上司、ジョン・モロサニはジョージ・ソロスを担当していたのですけど「タカオ、このボブ・ピットマンという男はすごいらしい。
ソロスがピットマンの手掛けるものならなんでも投資すると言ってた」と教えてくれました。当時はまだ「DJにいちゃん」としか思われてなかった(笑)(2020/12/16 じっちゃまツィートより)

ウサギ界のエグゼクティブになってヘリ通勤したーーーい

素人調べなので、詳しくは原典の資料を見てね。
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