スポンサーリンク

じっちゃまのいう「薬品株セクターはこれから人気になると思う」とは?バイオジェン(BIIB)について

スポンサーリンク
BIIB
スポンサーリンク
ウサギ
ウサギ

今回はじっちゃまの楽天証券YouTubeセミナーからバイオジェン(BIIB)についてまとめておきました。

スポンサードサーチ

スポンサーリンク

じっちゃま(広瀬隆雄さん)YouTube

【ライブ配信】広瀬隆雄氏「乱高下の米株市場、コロナ後の相場の見通しと注目銘柄とは?」(6月18日開催)

※バイオジェン(BIIB)についてのお話はこちら2021年6月18日(金)に行われた楽天証券セミナー開始22分42秒後にはじまります。以下、かんたんにまとめておきますが、ぜひ全編とおしてご覧ください。




スポンサードサーチ

じっちゃまが米国株バイオジェン(BIIB)に注目する理由とは?

バイオジェン(BIIB)はボストンに本社を置く老舗のバイオテクノロジー企業です。近年はイノベーションが少なかったので影が薄かったですが、今回、アルツハイマー治療薬が米国食品医薬品局(FDA)から承認されました。





今回、アルツハイマー治療薬承認のニュースを見た時に、イーライリリー(LLY)がロザックという抗うつ薬がでた時のことを思い出しました。





それまでの抗うつ薬は、あまり進歩がなくリチウムなどの鉱物から取られた薬しかありませんでした。しかし、ロザックが登場したことで、新しい抗うつ薬が続々と登場して、イノベーションが加速し、抗うつ薬というカテゴリー全体が急成長しました。





それと同じことがアルツハイマー薬にも起こりうると考えています。しかし、今回のバイオジェンのアルツハイマー薬の承認は非常に異例です。




スポンサードサーチ

米国株バイオジェン(BIIB)のアルツハイマー治療薬承認が異例な理由

FDAは新薬を承認する際に、外部の識者によって組織された諮問委員会の投票もしくは意見を参考にします。





通常は諮問委員会の投票で圧倒的多数の支持を得た薬だけが承認されます。しかし、バイオジェンのアルツハイマー薬の場合は、諮問委員会での評判は悪かったです。





その理由は、「薬効に関するエビデンスがないから」です。アルツハイマーという病気は診断そのものも、薬を投与して快方に向かっているのかという進捗状況の計測も非常に難しいです。





たとえば、皮膚病の場合なら、医者が患者の皮膚を目で確認できますし、患者が苦しみを伴った疾病の場合だと、そのお薬が効くか効かないかというのはたちどころにわかります。





しかし、アルツハイマーというのは頭の病気なので、はっきりと進捗がわからないという問題があります。





アルツハイマーの原因はアミロイドと呼ばれる物質が、脳細胞もまわりに固まってシグナルを阻害することだと言われています。





世の中には高齢になっても頭脳明晰な人もいますが、そのような人の頭の中を調べてみると、アミロイドプラークを破壊する抗体を持っていることがわかっています。





このアミロイドプラークを破壊する抗体を人工的に量産して、それをアルツハイマーの人に投与することによって、アミロイドプラークをキレイにするというのがバイオジェンの治療薬のアプローチです。





現在、バイオジェンの治療薬でアミロイドプラークの進行が止まったということは分かっていますが、ボケが治ったかということに関する薬効は判定できなかったのです。





そこでFDAと諮問委員会との間で意見対立が精鋭化しました。FDAの考えていることは「アミロイドプラークが除去されたということは確認できるので、被験者にこれを投与してデータを取れば自ずと実証されるだろう」ということです。





だから今回の承認は、いわゆる繰り上げ承認にと呼ばれる仮承認です。バイオジェンはこのお薬を販売した時に、追跡調査のデータをFDAに提出して正式承認しましょうという条件です。





これに対して諮問委員会や医学会は「それは手堅いやり方じゃない」「博打だ」と反対しています。





そもそもアルツハイマーの診断を最初に出す時には、患者候補の人に頭の中にアミロイドプラークが溜まっている調べるために ①脳をスキャンする、②脊髄の液を分析する、ことを要するので約100万円の費用が掛かります。






この検査は保険適用外なので、治療薬がない状態でアルツハイマーが疑われる患者さんが自腹で100万円切ってこの検査を受けるインセンティブが全くないのです。つまり、アルツハイマーが進行して、本当にボケがひどくなる段階でないと検査をしなくなります。





アミロイドプラークというのは、溜まりはじめた時点でお薬を投与してキレイにする方が効果があるので、治療薬の投与は早ければ早いほどよいのです。





しかし、現行の医療保険の制度がそのようなアグレッシブな使い方を阻んでいるので、まずFDAがやることは、「良い薬がある」という患者さんに希望を与えることで、患者も「良い治療薬があるなら検査を受けよう」ということになります。




スポンサードサーチ

米国株バイオジェン(BIIB)のアルツハイマー治療薬の今後は?

バイオジェンのアルツハイマー治療薬である「アデュカヌマブ」の売上高予想は100億ドルのブロックバスター級になると思います。





FDAからの承認条件を見た場合に「実際にどのような患者に投与すべきか」「保険の払い戻しがどうなるのか」という細かい運用に関してはほとんどガイドラインはありません。





アメリカは医療保険が高いことで知られています。しかし、65歳以上になると高齢者向けの国の医療保険に加入することができ、そうすると医療費がすごく下がります。





新薬が出された時、その薬が成功するかどうかの鍵を握っているのは保険会社であり、保険会社の払い戻し対象になるかならないかが重要になってきます。





アルツハイマーという病気はユニークで、患者のほとんどが65歳以上であり、国の保険でカバーされている人たちです。なので民間保険会社のカバレッジははあまり問題になりません。




スポンサードサーチ

米国株バイオジェン(BIIB)のアルツハイマー治療薬が中間選挙の争点になる?

現在、アメリカには重篤なアルツハイマー患者が200万人、症状が軽い人まで含めるとその数は600万人になるだろうと言われています。





その600万人が「アルツハイマーのお薬ください」と求めると、政府としては大変な出費になります。ここが重要ですが、アメリカの老人は選挙が大好きです。





そうすると600万票というのは非常に重要になってきます。つまり、アルツハイマー薬は中間選挙の争点になるかもしれないということです。






もし中間選挙で改選される議員がアルツハイマー治療薬の保険払い戻しに関してネガティブなことを言えば、老人からの支持を得られないので政治生命を絶たれると思います。





だから、今回のバイオジェンのアルツハイマー薬の承認はすごくイレギュラーなカタチでしたが、元に戻される(=承認されないように戻る)かというと、その可能性はゼロです






もっと言えば、アメリカは国として老人ケアの問題を老人ホームや介護施設付き高齢者住宅などの受け皿で取り組んでいます。しかし、今回のアルツハイマー治療薬の承認は、その負担を「これからは治療薬で解決する」という政治的な判断がでたということを意味します。





つまり、高齢者ケアの負担が施設から薬へというシフトが起きるんだという話です。それを理解しないとバイオジェンのストーリーは理解できないと思います。




スポンサードサーチ

米国株バイオジェン(BIIB)のアルツハイマー治療薬承認で薬品株セクターが人気になる?

過去20年間にアルツハイマーの新しい薬は承認されませんでした。その間、アルツハイマーの新薬候補は140もありました。





今回、バイオジェンの薬が承認されたということは、過去に途中で放棄したそれらのプロジェクトが再始動する可能性が非常に強いということです。





だから、バイオジェンの成功はこれで最後ではないです。今後、柳の下の2匹目3匹目4匹目のどじょうが出てくる可能性があります。それによって、セクターとしての薬品株やバイオ株というのはこれから人気のセクターになると思います。




じっちゃま
じっちゃま

債券市場は「景気はこれからガンガンに強くなる!」とは言ってないぞ。長期金利、毎日チェックしてないの?
薬品株買いなさい! バイオジェン(BIIB)。午後5:03 · 2021年6月14日

画像






※バイオジェン(BIIB)についてはこちらの過去記事にもまとめてありますので、あわせてお読みください。

じっちゃまのいう「バイオ株、薬品株に火が付いたらラリーはしばらく続く」とは?バイオジェン(BIIB)アルツハイマー治療薬のFDA承認について
ウサギ今回はじっちゃまTwitterから「バイオジェン(BIIB)アルツハイマー治療薬のFDA承認」についてまとめておきました。じっちゃま(広瀬隆雄さん)Twitter「いまバイオ株、薬品株は歴史的な割安に放置されている」...





ウサギ
ウサギ

以上です!!





タイトルとURLをコピーしました