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じっちゃまのいう「中国ADRの急落、野村HD、クレディ・スイスの損失の関係とアルケゴス・キャピタルについて」とは?

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じっちゃま相場予測
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今回はじっちゃまYouTubeとTwitterから中国ADRの急落と野村HD、クレディ・スイスが多額の損失計上をするまでの一連の流れをまとめておきました。

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じっちゃま(広瀬隆雄さん)YouTube

B I D U、T M E、V I P S、V I A C、D I S C A、G S Xなどの株が乱高下したことについて

※中国ADRのブロックトレードについてのお話はこちら2021年3月28日じっちゃまYouTube開始後すぐにはじまります。以下、かんたんにまとめておきますが、2倍速なら1時間20分で全編観られるので、ぜひ最初から最後までご覧ください。



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中国ADRのブロックトレードについて

金曜(2021年3月26日)の寄付き前に中国ADRのブロックトレードが大量にありました。具体的な銘柄はバイドゥ(BIDU)、テンセント・ミュージック(TME)、ヴィップショップス(VIPS)等でした。





合計66億ドルぐらいではないかと言われており、それを扱ったのはゴールドマン・サックスで僕はそれなりにきちんとはめ込まれたと思いました。





背景を説明すると、テンセント・ミュージック(TME)は3月22日に決算発表をしており、EPSがコンセンサス予想を下回りました。





その翌日(23日)にチャイナ・ルネサンス証券がTMEをダウングレード、さらに翌日(24日)にはゴールドマン・サックスもTMEをダウングレードしました。





そして25日には米国証券取引委員会(SEC)がトランプ元大統領の時に決まったHFCA法(中国をはじめとする外国企業がニューヨークでADRをだす際の開示基準や株主に中国共産党が含まれてないかなどを詮索する法律)に基づいて必要提出書類の修正しなさいという御触れならびにパブリックコメントの募集を発表しました。





このように中国ADRが少しギクシャクしている時に今回のブロックトレードがあったということだと思います。





そこは何とかこなしたと思うのですが、これはおかしいなと異変を感じたのは、その後のザラ場中に別のブロックトレードがでてきたことです。





具体的な銘柄でいうと、バイアコムCBS (VIAC)、 ディスカバリー(DISCA)、ファーフェッチ(FTCH)、GSX(GSX)に大量の売り物がでました。





これは確認できていませんが、モルガンスタンレーが持って回っていたのではという話がでています。特にバイアコムCBSとディスカバリー、GSXの株価はむちゃくちゃになりました。





3月26日の一日だけで株価はそれぞれ、バイアコムはー27%、ディスカバリーもー27%、GSXはー41%下落しました。





IPO Edge が伝えたところによると、アへゴス・キャピタルがマージンコールに耐えられなくなり、権限を預かっていたプライム・ブローカーがアへゴス(アルケゴス)のたてていたポジションを強制決済したのではということでした。





おそらくアへゴス・キャピタルは複数のプライム・ブローカーを使っていると思います。ブロックを持って回った証券会社が必ずしもプライム・ブローカーという保証はないです。





アへゴス・キャピタルは元タイガー・アジアのビル・ファン氏がファンドマネージャーを務めているヘッジファンドです。





金曜(25日)の中国ADRブロックトレードのベンダーはすべてアへゴス・キャピタルだと思いますが、バイアコムやディスカバリーもアへゴスがベンダーだったのかはわかりません。





バイアコムの場合は非常に特殊なケースで3月23日に公募増資をしています。その日の引け値は91ドルだったと思いますが、24日の寄付き前に85ドルという大きなディスカウントで2000万株を売り出しました。加えて1000万株の5.75%転換優先株(パー100ドル)の公募も行いました。





その日の普通株は70ドルで引けたので、85ドルで公募のはめ込みを受けた投資家は一日でー15ドルやられました。これは約ー17%の下げなので、モルガンスタンレーはよい仕事をしていませんでした。





おそらく、機関投資家の一部はそれに腹を立てて「玉」を突き返しているはずです。もしかしたら、バイアコムのブロックが金曜(26日)にショップアラウンドされたというのは、突き返された玉をモルガンスタンレーがもう一回はめ込み直していたのかもしれないです。





その真相は日数が経ってみないとわからないですが、モルガンスタンレーは次の決算でトレーディング損を計上するかもしれないです。





昔、僕(じっちゃま)がブロックトレードの仕事をしていた経験から言うと、わずか2日前に大きな公募増資をしているのに、バイアコムの大口のブロックをモルガンスタンレーがザラ場中にショップアラウンドしたとしたら、普通に考えてあり得ないことです。





公募やブロックトレードをする際にシンジゲート部は、お客様に株を買ってもらったら「売りプレッシャーは除去された」というカタチでクリーンに水を切らなくてはなりません。





2日前に公募増資で株を買ったばかりなのに、自分が買った値段より低い価格で大きなブロックがマーケティングされていたならば、「俺たちをなめとんのか」と機関投資家が激怒するパターンだと思います。





つまり、今回モルガンスタンレーがやったことは、アンダーライターとしてはやってはいけないことです。それが僕が感じたことで、金曜(26日)はとっ散らかったマーケットだったということです。





もう少し、ヘッジファンドの説明をすると、みんなは「プライム・ブローカー」が何かわからないと思います。





プライム・ブローカーというのは「ヘッジファンドが主に使う証券会社」という理解をしてください。ヘッジファンドというのはゴールドマン・サックスやJPモルガンなどの投資銀行に自分の株券を預かってもらっています。そういう預かり仕事のことをプライム・ブローケージといいます。





プライム・ブローカーはその他にも信用供与、リサーチなどヘッジファンドが必要なことを一切合切面倒をみています。一方、年金ファンドや投資信託などの機関投資家は特定のブローカーに全部預かってもらうということはしません。





顧客からの預かり金などの資産はきちんと中立的な信託銀行に預かってもらって、ファンドマネージャーは指示を出すだけです。つまり売買の執行と預かり役の業務がしっかりわかれています。





今回のように、HFCA法で中国ADRがギクシャクしている時に、証券会社がヘッジファンドに信用供与していた場合、株価が下がったら信用証拠金を追加要求します。





もし、その時にヘッジファンドのマネージャーが「キャッシュがない」と言ったら、現物を処理するしかないのでバーゲンセールで株を売らざるを得ないです。





そこで最初の話しに戻りますが、金曜(26日)にバイドゥ(BIDU)、テンセント・ミュージック(TME)、ヴィップショップス(VIPS)等の株が売り物になりましたが、それはプライム・ブローカーによる強制処分だったのではということです。




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じっちゃまTwitter「やはりアへゴス(アルケゴス)・キャピタルだった」

じっちゃま
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金曜日の怒涛の売りは、やはりアへゴス・キャピタルのビル・ファンだった。午前1:52 · 2021年3月29日





じっちゃま
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まずゴールドマンサックスが寄付き前にバイドゥ(BIDU)+1.97%、テンセント・ミュージック(TME)-1.28%、ビップショップ(VIPS)-2.2%など66億ドルをハメコミした。午前1:56 · 2021年3月29日





じっちゃま
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そしてザラバ中にモルガンスタンレーがディスカバリー(DISCA)-27.5%、ファーフェッチ(FTCH)-1.7%、GSXテックエデュ(GSX)-41.6%、バイドゥ(BIDU)+1.97%など130億ドルのブロックトレードを執行。午前1:57 · 2021年3月29日





じっちゃま
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最後にバイアコムCBS(VIAC)-27.3%とアイチーイー(IQ)が処分された。午前1:59 · 2021年3月29日





じっちゃま
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IPOエッジによるとアへゴス・キャピタルのこれらの株が値下がりした結果、マージンコールに応えられなくなり、券面を預かっていたプライムブローカーがポジションを強制決済したため。午前2:10 · 2021年3月29日





じっちゃま
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僕、むかしブロックトレードの仕事をしていたので金曜日のこの怒涛のブロックトレードは、いろいろ感想や疑問が湧き出てきます。午前2:22 · 2021年3月29日





じっちゃま
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いちばん(まずいな)と思うのはバイアコムCBSの取扱い。午前2:24 · 2021年3月29日





じっちゃま
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3月23日91ドルの引値に対し24日寄付き前に85ドルで2000ドルの普通株を、加えて1000万株の5.75%転換優先株(パー100ドル)の公募を行った。この日、普通株は70ドルで引けているので公募で買った客は1日で-17.6%のヤラレになった。モルスタらしくない。午前2:26 · 2021年3月29日





じっちゃま
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ところが2日もたたないうちに今度はバイアコムCBSの大口ブロックをショップアラウンドした。これは機関投資家を激怒させたに違いない。午前2:29 · 2021年3月29日





じっちゃま
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結局バイアコムCBSは公募価格から-45%も2日で下がった。出入り禁止を喰らうレベル。午前2:30 · 2021年3月29日





じっちゃま
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特におかしいな?と思うのは、バイアコムCBSの公募増資をしたとき、なぜアへゴスにもアロケーションを渡したのか? という点。午前2:33 · 2021年3月29日





じっちゃま
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モルスタがアへゴスのプライムブローカーかどうかは僕は知らないけれどHFCA法の件で中国株ADRがどれもプレッシャーを受けており、マージンコールのリスクがあるのは事前にわかっていたはず。午前2:34 · 2021年3月29日





じっちゃま
じっちゃま

こういうブックビルディングの際の「詰め」は、普通、モルスタはしっかりやる。たぶん在宅勤務でシンジケートもみんな自宅から仕事していたのでビッグピクチャーが見えなかったのかも。でも大チョンボであることは疑いも無い。午前2:35 · 2021年3月29日





じっちゃま
じっちゃま

月曜日、再びマーケットが荒れるリスクは低いと思う。でも今週も混乱するようなら連邦準備制度理事会(FRB)にも火の粉がかかるよ。なぜなら信用取引の掛け目の上げ下げは「レッグT(Regulation T)によりFRBの管轄マターだから。午前2:44 · 2021年3月29日





じっちゃま
じっちゃま

FRBはロビンフッダーがゲームストップ(GME)株をオモチャにしたとき、信用の掛け目の事に関しては一切、スルーした。

だけど今回、「システミックリスク一歩手前」の、危なっかしい展開があったので、けじめをつける必要が出るかも。午前2:46 · 2021年3月29日





じっちゃま
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いい加減、みんな「はっ」と気が付けよ、MoMo筋に提灯つけるトレードの不毛さに。午前2:49 · 2021年3月29日





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じっちゃまTwitter「野村HDとクレディ・スイス(CS) の損失について」

じっちゃま
じっちゃま

オッケー。みんなよく聞いてくれ。野村HDの損失について説明する。午後3:27 · 2021年3月29日





じっちゃま
じっちゃま

まず今回損失を被ったのは野村HDだけではなく、クレディスイス、モルガンスタンレー(僕のguess)、ゴールドマンサックス(僕のguess)、ドイチェバンク(?)など、多くの金融機関に渡っていると思う。

野村HDは単に率直に事態をいちはやく認めただけ。午後3:28 · 2021年3月29日





じっちゃま
じっちゃま

証券会社の仕事にプライム・ブローカレージという業務がある。これは端的に言って「預かり」のビジネスだ。午後3:29 · 2021年3月29日





じっちゃま
じっちゃま

証券会社のお客様が株を売り買いする……その現金や株券を保管するのがプライム・ブローカー。午後3:31 · 2021年3月29日





じっちゃま
じっちゃま

現金や株券などの担保をベースに、信用取引で大きなポジションを建てることを許すこともしている。つまり信用の供与だ。午後3:32 · 2021年3月29日





じっちゃま
じっちゃま

なぜ信用取引させる?=金利収入が、チャリンチャリンと入るから。それ自体はリスキーな業務ではない。午後3:34 · 2021年3月29日





じっちゃま
じっちゃま

しかし……お金を貸して大きなポジションを建てさせてあげているときに人質にとってある担保(この場合株券)の価値が下がれば、、、担保価値以上にお金を貸してしまい、相手が破綻したら、お金が戻ってこないリスクが生じる。(注:最終的な損は未だ確定してない)午後3:37 · 2021年3月29日





じっちゃま
じっちゃま

相場でいちばん痛い損を出すのは、下げ相場でのたうち回っている時じゃない! 高値で(ちぇっ!こんなことなら……もっと大胆にポジるべきだった!)と舌打ちしながら大きく振り込んだ時、「パコーン!」と草履でアタマを引っ叩かれる。午後3:41 · 2021年3月29日





じっちゃま
じっちゃま

このオッチャンに先週起こったことは、つまりそういうことだ。我々個人投資家と、やっていることはたいして変わらない。つまりスケベ・トレードでひっかかったというわけだ。午後3:43 · 2021年3月29日

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じっちゃま
じっちゃま

彼はアへゴス・キャピタルのビル・ファン。一握りの銘柄(中国株ADRであることが多い)にデカいポジを取ることで知られている。午後3:48 · 2021年3月29日





じっちゃま
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https://note.com/hirosetakao/n/n62f98667efee… 金曜日にそれらのポジションの多くが「強制決済」になった。それはこの記事に書いておいた。午後3:50 · 2021年3月29日





じっちゃま
じっちゃま

実際に金曜日のトレードがどんな感じだった? ということは、この動画の冒頭部分15分で解説している。

B I D U、T M E、V I P S、V I A C、D I S C A、G S Xなどの株が乱高下したことについて





じっちゃま
じっちゃま

リスクの観点から言えば今回は「株価下落による信用担保リスク」が発生。これが金融機関のカウンターパーティー・リスクや倒産リスクに発展することは無いと思う。午後4:21 · 2021年3月29日

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数時間後・・・




じっちゃま
じっちゃま

新しい情報が出ている。野村HDとクレディスイスはCFDでアへゴスのビル・ファンに対してレバレッジを提供していたみたい。午後8:12 · 2021年3月29日





じっちゃま
じっちゃま

証券会社のアへゴスに対するエクスポージャーは、現物株か、それともエクイティー・スワップ(CFD)かによって被害が異なって来ます。午後8:15 · 2021年3月29日





じっちゃま
じっちゃま

個人投資家には難しい概念かもしれないので…説明します、CFDを。午後8:38 · 2021年3月29日





じっちゃま
じっちゃま

CFDとは投資家と証券会社との間で結ばれる「これは…差金をやりとりするだけで決済しましょう!」という契り(ちぎり)です。午後8:40 · 2021年3月29日





じっちゃま
じっちゃま

実際に株をニューヨーク証券取引所のようなところで買ってくるのではなく、「買ったことにする」、ないしは「売ったことにする」、口先だけの(但し拘束力を持つ)約束ということ。そういう言い方でスッと理解できないなら、ある種の「なんちゃって取引」だと思ってください。午後8:42 · 2021年3月29日





CFDについては過去記事にもまとめてあります。合わせてお読みください。





ウサギ
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以上です!!

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